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こんにちは、DIY節約ストイッカーです。
田舎で車をもつことが甘えだという意見があります、これに対して東京に住んだこともあり、現在は地方で暮らしている私の目線から意見を述べていきます。
車の購入にあたり、主に自身の経済状況を背景として大きな出費を伴う車の購入を考えたときにまじめな人ほど車を買わずに
どうにかやりくりできないものかと考えてしまうことが車の購入が甘えではないかと思う理由の一つかと思います。
こうした自分の価値観への不安・正当性の確認をしたい心理に対して今回は私なりの考えを生意気ですが喋らせていただこうかと思います。
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
まず結論:田舎で車を持つのは甘えではない【理由は生活構造にある】
田舎で車を持つのは甘え、と考える方は
- 車を買うか迷っている
- “車に頼るのは甘え”という意見を耳にした
- 都会住みの友人に車保有を否定された
- 維持費の重さに不安がある
こうした価値観の揺れから、本当に車を買っていいものか、買わずに済むのではないかと考えてしまうと思います。
しかし結論は明確です。
田舎で車を持つのは甘えではなく、生活インフラそのもの。
理由は単純で、
- 公共交通が機能していない
- 生活圏が広い
- 夜間・冬季の移動は車が前提
- 田舎の世帯は“ほぼ全家庭が車所有”(後述の統計)
だからです。
なぜ「田舎で車は甘え」という誤解が生まれるのか?
この誤解は 都会の生活前提が原因です。
東京の人口は2000万人に迫り、必然的に都会に住む人間の意見や価値観が目に入りやすくなっています。
■都会(東京・大阪など)

私も東京に何年か住んでいたことがありますが、駅に近いかどうかでまずは住処を選ぶ傾向が強く、実際に駅近くに住んでみると以下のような感じで車は全く必要ないんですよね。
- 駅まで徒歩5分
- 電車は3〜5分に1本
- スーパーは徒歩圏内
- シェアカー・タクシーが豊富
→ 車は“贅沢品”の扱いになりやすい。
なぜなら、無くても文化的な生活ができるからですね。
車が無いことで、他の人より目的地に着くための時間を大幅に要する事態には基本なりません。
単純に言うと、無くても生活できるのです。
■田舎(人口密度の低いエリア)
一方で現在私は地方都市で暮らしていますが、田舎だと一部を除いて以下のような条件も珍しくは無いです。
- スーパーまで車で10分
- 病院まで20〜30分
- バスは1日数本
- 通勤・通学が車前提
→ 車がないと生活が成立しない。
この“前提条件の違い”が理解されないため、ズレた議論になります。
田舎で車が生活インフラである理由
地方に住む方々にとって、車はインフラです。
都会に住み人に置き換えると、鉄道を使用することが甘えと言っているようなものです。
ここではその理由を公的データを使用して述べていきます。
【地域別:世帯あたりの自動車保有台数】
(総務省「全国消費実態調査」+自動車検査登録協会)
| 地域区分 | 世帯あたり保有台数 | 備考 |
|---|---|---|
| 東京都区部 | 0.45台 | 車なし生活が成立する代表例 |
| 大阪市 | 0.67台 | 都会は保有率が低い |
| 名古屋市 | 0.98台 | 地方都市はほぼ1台 |
| 東北地方 | 1.39台 | ほとんどの家庭が“2台目”も保有 |
| 北陸地方 | 1.78台(全国1位) | 豪雪+郊外型生活で車依存が強い |
| 九州地方 | 1.31台 | 通勤も車中心 |
| 全国平均 | 1.06台 | 東京が極端に低いだけで地方は高い |
ポイントは
東京と大阪の大都市圏と
その他の地方
では、“車保有の前提が違いすぎる”ということ。
特に北陸・東北では、
世帯人数より車台数の方が多い家庭も普通
です。
■人口密度 × 車保有率は「完全な反比例」
以下は人口密度と車保有率の関係をまとめた表です。
【人口密度と車保有率の関係】
| 人口密度(人/km²) | 車保有率の傾向 | 典型例 |
|---|---|---|
| 10,000以上 | 車保有率が極端に低い | 東京23区 |
| 5,000〜10,000 | 保有率低め | 大阪・福岡中心部 |
| 1,000〜5,000 | 1台以上が普通 | 地方都市周辺部 |
| 1,000以下 | 1.5台〜2台が当たり前 | 北陸・東北の農村部 |
結論として、以下が言えます。
田舎ほど“全家庭が車を持つ前提”で社会が設計されている。
■③ 公共交通の“実質的な機能不全”
典型的な田舎のバス時刻表は以下。
【地方バスの平均本数例】
| 時間帯 | 本数 | コメント |
|---|---|---|
| 朝(6〜8時) | 1〜2本 | 通学向けのみ |
| 昼(9〜15時) | 0〜2本 | 買い物利用には不向き |
| 夕方(16〜18時) | 1〜2本 | 乗り遅れ=詰み |
| 夜(19時以降) | ほぼ運休 | 帰宅困難 |
都会基準の「車はいらないでしょ?」という価値観は、
この現実を無視しています。
東京の中央線の終電は夜1時です、その時間でも電車で帰れる人と職場まで車でしか行けない人を同じ前提で括って
車の保有は甘えというのは無理があります。
■冬季(豪雪地帯)は車なし生活がほぼ不可能
- 徒歩移動が危険
- 自転車は使えない
- バスは遅延・運休が多い
- 除雪の事情で歩道が消える地域もある
- 子どもの送迎が車以外成立しない
北陸の保有台数1.7台というのは、
もはや“必需品だから所持している”だけです。
✔ 公的データを総合すると…
田舎で車を持つのは“甘え”ではなく、合理的選択。
地域構造そのものが「車前提」に組まれているためと言えます。
SNSで言われる「田舎で車は甘え」論がズレている理由
SNSは“都会住みの比率が高い”ため、
都会基準の価値観がバズりやすいです。
以下が典型的なズレ。
■都会は「交通手段が豊富」→車不要に見える
- 電車:3分おき
- 駅直結の商業施設
- バスは10分おき
- タクシーがすぐ来る
都会の生活前提なら
「車は贅沢」と言われるのも理解はできます。
■田舎は「交通がない」→車がないと詰む
- 最寄りスーパーまで10km
- 病院まで15〜30km
- 夜間は公共交通ゼロ
- 歩道が整備されてない地域も多い
同じ日本でも“生活設計そのものが別物”です。
■都会の価値観を地方に押し付けているだけ
都会の常識=日本の常識ではない
地方の常識=甘えではない
この視点が欠けると、
地方の生活者だけが理不尽に攻撃される構図が生まれます。
言っておきますが、日本は車で外貨を稼いでいる国です。
車は甘えという人も、誰かが車を売ってくれているから今の日本での生活水準があるわけで、間接的に車の世話になっています。
甘えというなら、かつて自動車税で整備された道路を歩かないでいただきたいものです。
田舎住みが「車は甘え?」と悩む心理の正体
■車の維持費が大きく、罪悪感を抱きやすい
- ガソリン代
- 税金
- 車検
- タイヤ
- メンテナンス
年間30〜40万円は確実にかかります。
これが心理的負担に直結します。
■都会の友人・SNSの声に引っ張られる
- 「車に頼るのは甘え」
- 「地方は不便で草」
- 「車ないと生きていけないって可哀想」
こうした声に気持ちが揺れやすい。
■「自分は劣っている?」と勘違いする
しかし現実は逆。
インフラである車を所有しないことはハンデになります。
移動時間が無駄にかかるからです。
田舎で車を持つのは劣っているのではなく、合理的なだけ。
田舎で車を持つなら“維持費の最適化”が最強のコスパ対策
車を持つこと自体に対し、甘え云々を精神論で語ることは適切でないと考えています。
甘えというのは精神面を示す用語で、それは車を維持する姿勢に対してこそ論ずるべきであると言えます。
田舎で効率的に移動し生活を成り立たせるには車が必要、では車をどういうスタンスで所有するかにこそ甘えかどうかが出てくると
私は考えます。
維持費が高いのであれば徹底的に物事を調べ、実践し、維持費を人よりも安くする
ここに甘えの要素は無く、ストイックな姿勢であり、そのスタンスからは確かな知識や学びを得られるでしょう。
重要なのはこの姿勢です。
■自動車保険:ネット型で年 2〜4万円節約
- ソニー損保
- チューリッヒ
- アクサダイレクト
- イーデザイン損保
代理店型 → ネット型に変えるだけで、
年間数万円の節約が現実的。
■タイヤ:通販 × 持ち込みで半額にできる
- AUTOWAY
- タイヤフッド
- Amazonタイヤストア
ディーラーより40〜60%安いケースは珍しくない。
■オイル交換:DIY化で年間1〜2万円節約
工具はセットで1万円台で揃い、
以後のコストは激減。
■車検:ディーラー以外は3〜5万円安い
- コバック
- 車検の速太郎
- イエローハット系
車検費用は店で大きく差がつく、しっかり相見積を取得し調べましょう。
■ 軽自動車の活用で家計を一気に軽くできる
- 自動車税:10,800円
- タイヤが安い
- 保険も安い
- 燃費が良い
郊外では軽自動車2台体制は合理的戦略。
逆に「田舎でも車なしで暮らせる地域」の条件
最寄り駅に徒歩15分以内、最寄り駅から県庁所在地レベルの都市圏に30分で電車で着くなら車が無くても特段の問題は無いかと思います。
もちろん、職場も駅の徒歩圏内の前提です。
こういった条件で住処を見つけることができれば、田舎でも車無しで充分に製革できるかと思います。
■車なしでも生活可能な田舎の条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 駅が徒歩圏内 | 郊外でも駅前は車なしで生活可能 |
| スーパーが近い | 徒歩10分以内 |
| クリニックが点在 | 高齢者の徒歩生活にも必須 |
| 雪が少ない | 豪雪地帯は車なしは不可能 |
| 坂が少ない | 自転車移動がしやすい |
| 役場・金融機関が近い | 庶民的な“徒歩生活”が成立 |
ただし、こうした条件が揃う地域は日本の田舎ではかなり限定的で、家賃が高くなる可能性があり本末転倒になる恐れあります。
維持費をしっかり計算したうえで行動しましょう。
田舎での車の保有が甘えという考えに至るほど、ストイックな方であれば車の維持費を徹底的に調査し節約手法を実施することで
軽自動車であれば、年間20万で維持できる道筋があります。※ガソリン代除く(なぜならガソリン代は移動にかかる金額で、都会の電車賃と同じ性格であるため)
■軽自動車を年間20万で維持の内訳例
保険:年5万、車検(+不随の税や諸費用):年換算5万、自動車税:年1万、駐車場:年5万、メンテ:4万
つまり利便性高いとこに住もうとして家賃が2万上がるなら車の維持の方が安いです。
車の購入費さえ用意できればですが、中古で50万の車でも問題なく走ります。
まとめ:田舎の車は甘えではなく“合理的で必須のインフラ”です
総務省・自動車検査登録協会の公的データで示された通り、
- 田舎の車保有は東京の倍以上
- 世帯人数より車台数が多い地域もある
- 公共交通が機能していない
- 生活圏の広さが桁違い
- 冬・夜間の移動は車前提
すべての事実が、
田舎で車を持つのは甘えではなく、生活インフラ
(=持たない方が非合理)
であることを示しています。
そして本当に考えるべきは、
✔ 車を持たないかどうか
ではなく
✔ 車をどう“お得に維持するか”
これだけです。
敢えて言えば、車を購入した後にろくに調べもせず、実践もせずにお店に言われるがまま修理費、メンテンス費を払ったり
駐車場を交渉もせず言い値で契約することが「甘え」です。

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