今回はディーラーの12ヶ月点検が高いのか、について検証します。人件費が高いディーラーですが12か月点検はどうなのでしょうか。公開情報ベースで他社との比較や、そもそも12か月点検って必要なのか?を解説していきます。
12ヶ月点検の時期を迎え、実際にディーラーへ行ってみたら、、、
点検費用として、2万円程度の請求が来た。
結構痛い金額ですよね。
ディーラーってなんだか高そうだし来年もこのままディーラーへお願いし続けてよいのか?
もうちょっと安くならないのかな?
そもそも12ヶ月点検って本当に必要?みんなやってるの?
こんな疑問にお応えしていきますので是非最後までお付き合いください!
- 12ヶ月点検とは何?やらなくて問題あるの?過ぎたらどうなる?
- 12ヶ月点検はみんなやってるの?
- ディーラーの12ヶ月点検は高いの?
- 他店(オートバックスやイエローハット等)の12ヶ月点検はディーラーに比較して安いの?
- 12ヶ月点検を安くするにはどうしたらいいの?
それではいってみましょう。
そもそも12か月点検とは何か?やらなくて問題はあるか
教科書的に述べます。
やや、お堅い内容が続きますので結論を先に言うと
12ヶ月点検は義務、やらなくてはならない。ただしやらなくても罰則が無い
また、点検ですので要は見るだけです。結果見つかった不具合を治すのは別料金がかかります。
罰則があるかを問題と捉えるなら、12ヶ月点検はやらなくて問題はないです。
実施状況としては50%程度の人は12ヶ月点検をやっていません、つまり半分の人はやってないです。

出所:国土交通省
ただ、故障の予兆に気付くなど効果はあるのでやったほうがいいです。
罰則が無いことのイメージですが車は日常点検も義務です、ですが正直やっていない人が多いかと思います。でも罰金とられたりしてないですよね。それと同じです。
以下は日常点検のアンケート結果ですが、大半やってませんね。
この結果から見るに言うのは憚られますが、12ヶ月点検をせず期間を過ぎてしまっても実害は正直無いです。

出所:国土交通省
さて、12ヶ月点検とは、自動車を安全かつ快適に使用し続けるために行う法定点検の一つで、その名の通り1年ごとに実施することが推奨されています。道路運送車両法によって定められており、自家用乗用車であれば1年ごと、商用車や軽貨物車であればさらに頻度が高い場合もあります。
この点検では、ブレーキの利き具合やタイヤの摩耗、エンジンルーム内の異常など、26項目(車種によって異なる場合あり)にわたってプロの整備士がチェックします。
車検と違って義務ではないと思われがちですが、法律上は実施する責任が車の使用者にあるとされており、怠ることで思わぬトラブルにつながる可能性があります。
では先ほど罰則は無いと言いましたが12か月点検をやらなかった場合、どんな問題があるのでしょうか?
まず第一に、安全性のリスクが高まります。例えば、ブレーキパッドの摩耗に気付かず走行を続けてしまうと、制動距離が伸びて事故の原因になることもあります。
さらに、エンジンオイルの劣化や冷却水の不足が放置されれば、エンジンの焼き付きなど重大な故障を引き起こしかねません。
結論として、12ヶ月点検は「しなくても走れる」けれど「しないと後悔するかもしれない」重要なメンテナンスです。愛車を長く安全に乗り続けるためにも、定期的な点検はぜひ実施ようにしましょう。
ディーラーの12ヶ月点検は高い?公開情報から比較し検証
結論は価格レンジとして1万~2万円です。
12ヶ月点検自体の費用としては15000円以上であれば高いと覚えておいていただければです
カー用品店や待ちの整備工場などを探した場合5000円程度安くあげられる可能性はあります。
12ヶ月点検だけであれば、ディーラーでもそこまで高くないというのが私の結論です。
ただし、点検の結果何かを交換したり修理したりすると途端に高くつく可能性がありますので点検と修理、メンテナンスは別と考えたほうがよいでしょう。
点検はディーラーに実施してもらい「ここはメンテナンスした方がいいです」といったアドバイスをいただくと思うので、後日別の整備工場に持っていてメンテナンスしてもらうとかですかね。
12ヶ月点検自体の費用としては15000円以上であれば高いと覚えておいていただければです
以下、ディーラーでのメンテナンスが高い一例としてエンジンオイル交換を記載した記事です
12ヶ月点検をやってもらったからついでに、といったノリで頼むとあっという間に1万2万の価格差につながってきますので各々メンテナンスはどこでやってもらうか都度選びましょう。
では詳細を見ていきます。
1. 公開データから見る、それぞれの料金傾向
まず、各業態における代表的な料金情報を整理します。あくまで「基本料金(点検のみ/部品交換など追加整備を含まない)」という条件付きの公開情報です。
以下、関東近辺(東京・神奈川・千葉など)で見つかる実例を中心に記載します。
(A) ディーラー(正規メーカー系)
- 例:東京スバルの「法定12ヶ月点検」基本料金(普通・小型乗用車)18,110円、軽自動車13,280円。 東京スバル株式会社
- 例:トヨタモビリティ東京の「12ヶ月点検」クラス別料金。Sクラス(軽自動車含む)で17,600円。 トヨタモビリティ東京株式会社
- 相場データ:ディーラーでの12ヶ月点検「11,000~21,000円」が目安という報告あり。 楽天Car+1
- 実例Q&A:ディーラーで17,000円だったという相談。 Yahoo!知恵袋
→ 総じて「10,000円を超え~20,000円前後」というレンジが多く、車種・クラスによって上下変動あり。
(B) カー用品店・用品チェーン系
- 例:オートバックス日永店での料金(軽自動車8,000円、1t以下10,000円など)という明記あり。 SHOP.AUTOBACS.COM
- 例:オートバックス町田店で軽自動車12,000円(13,200円税込)という価格例。 SHOP.AUTOBACS.COM
- 例:イエローハット六丁の目点でクラス問わず10,780円という価格例。
イエローハット - 相場データ:「6,000円~15,000円程度」が目安という報告も。 グーネット
→ ディーラーより比較的安めの設定が見られ、「10,000円前後~」というボトムが多め。
(C) 車検専門店・整備工場・その他整備店
- 相場データ:「車検専門店で12ヶ月点検6,000円~15,000円」という目安。 楽天Car
- 例:整備工場や地域店舗の料金表として、軽自動車12,100円、小型車14,300円、普通車15,400円という例あり(Honda Cars 東置賜) 。 hondacars-higashiokitama.co.jp
→ 最も「安め」のレンジが出ており、条件によっては10,000円を下回ることも。
2. 比較:表形式で整理
以下、三業態を比較しやすく同じ目安車種(軽自動車/普通車)で並べてみます(あくまで参考値・追加整備なしの基本点検料金)。
| 業態 | 車種区分 | 基本料金目安 |
|---|---|---|
| ディーラー | 軽自動車~小型車 | 約13,000円~18,000円(例:13,280円~18,110円) |
| ディーラー | 普通車(1.5〜2.0Lクラス) | 約17,000円~20,000円前後(例:17,600円) |
| カー用品店 | 軽自動車 | 約8,000円~12,000円(例:8,000円・12,000円) |
| カー用品店 | 1t超~1.5t以下 | 約10,000円~13,000円程度 |
| 整備工場/専門店 | 軽自動車~普通車 | 約6,000円~15,000円(最安レンジ) |
このように、「ディーラー>カー用品店>整備工場(専門店)」という順で料金が高めになる傾向が見えてきます。
3. なぜディーラー料金は高めなのか?その背景
ディーラーの12か月点検料金がやや高めに設定されている理由・要因を整理します。主に以下3点です。
- ブランド・信頼・保証体制
ディーラーは車両の保証(新車保証、メンテナンス保証)やアフターサービス体制(代車サービス、専門スタッフ、専用診断機など)を整えていることが多く、サービス品質に対してコストを上乗せしていると考えられます。 - 所在・立地・運営コスト
ディーラー店舗は立地・設備ともにコストが高い場合があり、点検料金にその影響が反映されている可能性があります。 - レバーレート
ディーラーはカー用品店や待ちの整備工場と比較し、レバーレートという作業1時間当たりの設定単価が最も高いです。
こうした背景が12ヶ月点検はディーラーは高いという結果に結びついています。
12ヶ月点検を安く実施するには
では、安くするにはどうしたらよいかです。
最安は自分で実施することです。
国が定めた内容を見るに、多少の工具を持っていれば自分で実施できる内容です。
自分で実施する方法は別途記事に起こします。
店に任す場合ですが
まずポイントとなるのが、ディーラー以外の選択肢を検討することです。ディーラーは純正部品や専門スタッフによる点検体制が整っており信頼性の高さが魅力ですが、そのぶん料金はやや高めの傾向にあります。
これに対し、カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)や地域の整備工場、車検専門店では、よりリーズナブルな価格で12か月点検を実施しているケースが多く見られます。
オートバックスのメンテナンスパックなど活用されると点検費用は結果的にかなり安く抑えられます。
特にキャンペーンやWeb予約特典を活用するのは効果的です。例えば、オートバックスなどでは定期的に点検費用が割引になるキャンペーンを実施しているほか、公式サイトからのWeb予約で1,000円引きといった特典もあります。
また、整備工場によっては「法定点検+オイル交換込み」でお得なパック料金を用意していることもあるので、内容と料金をよく比較するとよいでしょう。
さらに、「車検とセットで申し込む」「オイル交換時に同時に依頼する」など、タイミングを工夫することで点検費用を安く抑えることも可能です。一部の店舗では、定期的な利用者向けに「次回点検割引」や「リピーター価格」を設定していることもあります。
ただし、料金の安さだけで選ぶのではなく、点検内容や対応する整備士の資格、店舗の信頼性も確認することが重要です。
いくら料金が安くても、必要な点検項目が省略されていたり、説明が不十分だったりすれば、本来の点検の目的を果たせません。国の認証を受けた整備工場であるか、整備記録がきちんと発行されるかどうかも要チェックです。
まとめると、12ヶ月点検を安く実施するには、「ディーラー以外の選択肢も視野に入れつつ、信頼性とコストのバランスを見極める」ことが大切です。複数店舗の料金を比較し、サービス内容や口コミも確認したうえで、自分に合った点検方法を選びましょう。
まとめ
各社にとって、12ヶ月点検はそもそも今後の車検やメンテナンス案件獲得に向けた事前の仕込みといった側面があります。
12ヶ月点検自体はディーラーで実施しても5000円高い程度ですが、点検の結果出てくるメンテナンスや次回の車検などを何も考えず前回と同じ場所で実施、といった他の見方をしていると結果的に高くつきます。
知識をつけ、メンテナンス内容や必要性を主体的に見極められるようになりたいところです。


コメント