こんにちは、DIY節約ストイッカーです。
今回はタイヤを安く購入するうえで強い味方になるAUTWAY LOOP(オートウェイ)について、怖いとサジェストされる理由と、過去の品質事件についてまとめます。
こちらのサイトのことです:オートウェイのリンク
タイヤを買おうとしてネットで調べているとオートウェイというショッピングサイトで結構安くうっていることに気づくかと思います。ここで購入してみたいけど、検索時のサジェストに「怖い」と出てくるので躊躇する方もいるかもしれません。
結論、信頼できる会社ですので安心してタイヤの購入費用を節約していただくためにオートウェイが怖いと言われる理由や過去の不祥事の内容と現在の状況についてまとめます。
なぜ安いか、仕組みも別途記事で解説しますのでご覧ください。
一応私のスタンスですが、ホイールをオートウェイ買うこと、というか安いホイールはあまりお勧めしていません。オートウェイはタイヤのみで使用しています。
ホイールには資産価値があり、高いホイールは高く中古で売れるので、といのが主な理由です。
タイヤは消耗品なので安くていいと思っていますのでタイヤを買うときにオートウェイはお勧めです。
それではいってみましょう。
オートウェイが怖いって言われる理由は何なの!?→過去のCM動画が理由です!通販の安全性の話じゃないよ!
タイヤを探しててインターネットで「オートウェイ」と検索すると、検索窓に「オートウェイ 怖い」と出てきて安心できる通販サイトなのか心配になる方がいると思います。通販サイトで内容もしっかりして層に見えるのにどうして“怖い”というサジェストがあるのでしょうか。
その背景には過去に公開されたオートウェイのCMが関係しています。
突如現れたホラー演出のCM
CMのYOUTUBEリンクを貼ります。
出所:https://www.youtube.com/watch?v=UsWe8NSvfCw
問題となったのは、オートウェイが放送したテレビCMです。映像は一見すると普通のドライブレコーダー風の車載映像で、静かな夜道を走っているシーンから始まります。ところが途中で突如、画面いっぱいに幽霊のような女性の顔がアップで現れ、視聴者を驚かせる仕掛けになっていました。
その幽霊がスタッドレスタイヤをちゃんと装着したか、を確認してくるといった味な演出です。雪道をスタッドレスタイヤを装着せず走るのは「恐い」ので、「怖い」と「恐い」をかけた味なCMです。
この演出の狙いは「タイヤが突然の危険から命を守る大切な存在である」というメッセージを伝えることでした。しかし唐突でショッキングなホラー演出で、。結果的にネット上では“トラウマCM”として語り継がれることになったのです。
なぜ「怖い」というサジェストが出るのか
動画は、恐怖を与えるようなゾンビみたいな女性が出てくる内容です。
このCMが話題となり、「オートウェイ 怖い」といった内容で検索するニーズが増えたのでしょう。
さらに、このCMは当時のインターネット文化とも重なりました。YouTubeやニコニコ動画で「オートウェイの怖いCM」として拡散され、テレビを見ていなかった人々にも広まりました。こうして“怖い”というワードは単なる一時的な印象ではなく、ネット検索に残り続けるキーワードとなったのです。
既にCM放送終了から相当な月日が流れており、CMのことを覚えてない、知らない人も検索する中で通販サービス自体が怖いのではないか?といった勘違いを生んでしまうことは皮肉なことです。
正しくは「オートウェイ CM 怖い」でしたね。
過去にオートウェイが起こした品質事件の内容と現在
オートウェイは2019年に品質偽装問題を起こしています、結果的には意図的でないとして嫌疑不十分で不起訴となりました。(要はオートウェイは悪くない、の当局の判断)
事件概要を簡単に言えば、販売したホイールの品質認証関連の刻印が不適切であった内容です
疑義が起きた際のオートウェイ側のプレスリリースです、以下のリンクからご確認ください。
https://www.proto-g.co.jp/upload/up_dir/f_5dea0e53f3b39.pdf
オートウェイはこの事件に対し、以下の対処と対策を行いました
- 当時の該当ホイールに対し返金、返品対応を行いました
- 国産ホイールはVIA認証品のみの取扱いとする
- 海外ホイールは販売するもの全てVIA認証を取得する(同時にJWLも付与される)
- 社内教育に徹底
とはいえ、オートウェイでのホイールの購入は価格=多少のリスクありと捉えておいた方がよいでしょう。
品質認証関連の刻印が不適切だと何が問題なのか
ホイールは車の安全性を支える重要部品であり、走行中に破損すれば重大事故につながります。そのため、規格表示の信頼性は極めて重要です。
今回の事件で問題視されたのは、
- JWL適合表示と実際の性能が一致していない可能性
- VIA試験を受けていないのに刻印があった疑い
という「認証表示と実態の乖離」でした。たとえ実際に強度不足が発生していなくても、誤解を招く表示そのものが不正競争防止法の対象となり得るため、問題となり捜査・逮捕につながりました。
消費者としては刻印表示がある=その刻印が示す安全基準を満たしている、としか判断できず、そのホイールを購入した理由にもなりうるためこの表記が嘘だと何を信じていいかわからなくなります。
不起訴でしたがかなり悪質であると言わざるをえません。
事件の概要
問題視されたのは、オートウェイが輸入・販売していたアルミホイールの一部製品。これらに刻印されていたJWLマークやVIAマークが、実際の試験や規格適合状況と一致していないのではないかと疑われました。
- JWL(Japan Light Alloy Wheel)マークは、国土交通省が定めた強度基準に適合したホイールに付される表示。原則として国内で販売される乗用車用アルミホイールには刻印が必要です。
- VIA(Vehicle Inspection Association)マークは、第三者機関である「軽合金製ホイール試験協議会」による強度試験に合格したことを示す任意の認証制度です。
報道およびプレスリリースによれば、オートウェイが販売した一部ホイールは、本来なら「限定使用条件」とされる規格(特定用途のみで使える基準)だったにもかかわらず、あたかも一般的な使用条件に適合しているかのように表示されていたとされます。また、VIAの試験を実際に受けていないにもかかわらず、合格を示すVIA刻印があった可能性も取り沙汰されました。
このため、消費者に対して「規格を満たした安全なホイール」と誤解させる表示をしていたのではないかとされ、社長らが逮捕される事態に発展しました。ただし、その後の捜査の結果、意図的に虚偽表示を行ったと断定できる証拠は不十分として、不起訴処分となっています。
JWLマークとは?
**JWL(Japan Light Alloy Wheel)**は、日本の国土交通省が定めたアルミホイールの強度基準です。
このマークが無いホイールの場合、日本では車検に合格しません
画像下部のマークがJWLマークです。

- 対象:自動車用アルミホイール(乗用車、トラックなど用途ごとに区分あり)
- 基準内容:回転曲げ疲労試験、半径方向負荷試験、衝撃試験といった強度試験
- 表示:基準に適合したホイールには「JWL」の刻印が必要
つまり、国内で市販されるアルミホイールは原則としてJWLを満たしていることが前提であり、マークはその適合性を示すものです。もし基準を満たしていないのに刻印されていれば「虚偽表示」となり、消費者の安全を脅かす可能性があります。
VIAマークとは?
**VIA(Vehicle Inspection Association)**は、一般社団法人「軽合金製ホイール試験協議会」が運営する任意の認証制度です。
こちらは無くても車検には通りますが、良品質なホイールであることを示す刻印です
画像右部にVIAマークの刻印があります。(上にJWL刻印もありますね)

- 対象:主にアフターマーケットで流通するアルミホイール
- 特徴:第三者機関による試験に合格した製品だけが「VIAマーク」を刻印できる
- 信頼性:自主試験によるJWL刻印に比べて、客観性・透明性が高いとされる
ユーザーから見れば、VIAマークがある製品は「第三者の目で試験された」ことを意味するため、信頼性が高いシグナルとなります。
消費者ができる対策
今回の件は不起訴で終わったものの、消費者にとっては「認証マークを鵜呑みにしてもいいのか?」という不安を残しました。そこで、ユーザー側で注意できるポイントをまとめます。
- 信頼できるブランド・販売元を選ぶ
実績のあるメーカーや正規代理店から購入することが第一歩。 - JWLとVIAの両方をチェック
VIAマークがあると第三者試験を受けていることが確認でき、安心感が増します。 - リコール情報を確認する
問題が指摘された製品についてはメーカー・販売店が返金や交換を告知している場合があるため、公式サイトで確認を。 - 取付時に異常がないかチェック
割れや傷など外観の不良がないか、取付業者と一緒に確認することも重要です。
BBSのパクリでも問題起こした?結果、一次情報は確認できず、問題なし
この問題は調べたところオークションサイトでBBSのブランド表記ありのホイールを買ったが偽物だった、そのホイールの販売元をたどるとオートウェイだったことで問題になりました。
ただし、オートウェイで販売していた商品の段階ではデザインは似ているもののBBSの表記はしておらず明確にBBSとは違う商品であることが消費者に分かる状態でした。
なので消費者としてはオートウェイでホイールをBBSと思って購入することはあり得ず、オートウェイとしては特に問題のなかった話と私は判断しています。
ホイールを見てみましょう
■BBSのホイール

出所:https://bbs-japan.co.jp/products/1710/
■オートウェイで売ってたホイール

出所:https://www.proto-g.co.jp/upload/up_dir/f_5dea0e53f3b39.pdf
確かに似てますが、オートウェイで売ってた方は真ん中に「RS」と書いていてBBSとは書いてないのでこれをBBSのホイールと思って買う人はいないでしょう。
オークションではこのセンター部分がBBS表記のキャップに代わっていたので問題となった話です。
この場合はオートウェイではなく、センター部分を変更してオークションに出品した人のみが悪質だと判断できるでしょう。
まとめ
長くなりましたがお読みいただきありがとうございます、まとめです。
・オートウェイは怖い?
→怖いのは過去のCMのことで、オートウェイ自体が怖いわけではない。
・品質関連の刻印偽装問題について
→悪質な内容だったが、故意ではないことを理由に不起訴。再発防止しないよう対策済。
→とはいえ、ホイールは安かろうと割り切って買うのが賢明、私はタイヤを買うときだけ使います。
・BBSのパクリ?
→確かにデザインは似ているが、、、。改造してオークションに二次出品した人が悪く、オートウェイは特には問題ない見解
以上です、検索すると不安を掻き立てられるオートウェイですが、背景を理解したうえで賢く使用しトータルカーライフコストを節約していきましょう。
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