車いじりの場所がない人必見!アパート駐車場でもできるDIYメンテナンス術

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こんにちは、DIY節約ストイッカーです。

今回は、私自身が過去に5年間アパートの駐車場でDIYで車のメンテナンスをしてきた経験をもとにアパート駐車場でも実現できるDIY作業について、注意点も含めて解説していきます。

「車を自分でいじってみたいけど、アパートの駐車場だと場所がなくて難しい…」


そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。確かに自宅にガレージや広い作業場がある人に比べ、アパート暮らしでは作業環境に大きな制約があります。しかし、制約があるからといって車いじりを諦める必要はありません。やれることは自分でやって節約しましょう。

アパートの駐車場でも行える車いじりはあります、駐車場としては以下画像のような駐車場を想定しています。

■この記事でわかること

  • DIYで車いじりをしたいけど、場所がない!公園とかの公共の場所やお店の駐車場で車いじりしても大丈夫?
  • アパートの駐車場でやっていいこと、ダメなことの線引きが知りたい
  • アパートの駐車場でDIYで行える車のメンテナンスは具体的にどんなものがあるの?

それではいってみましょう。

①アパート駐車場でのDIYの現実と制約

ここではまずはアパートの駐車場の前提条件と、DIYで車いじり、メンテナンスを行う場合の注意点や事前に確認しておくべきことについて記載します。

心構えのためにもスペース、汚れ、騒音、規約の切り口で事前に理解しておくことや注意点を述べていきます。


注意すれば、アパートの駐車場でもできることは結構あります。

しっかりと理解しておくことで、後々管理会社や不動産のオーナー、周辺住民の方との揉め事を回避しましょう。

スペースの制限

アパートの駐車場は基本的に1台分のスペースしかなく、横に工具や部品を広げる余裕はほとんどありません。隣の駐車スペースに少しでもはみ出してしまうとトラブルの原因になります。

アパートの駐車場のサイズ感としては概ね以下になります、大体のイメージを掴んでおきましょう。

一般的な駐車場の横幅の基準

  • 狭めの月極・古い物件の場合:2.3m 前後
  • 一般的な基準(国土交通省の設計指針など):2.5m 程度
  • ゆとりを持たせている場合(最近の新築アパートや来客用駐車場など):2.6〜2.7m

実際の感覚

  • 軽自動車なら横幅1.5m前後なので、左右に余裕はある
  • コンパクトカー(1.7m前後)やミニバン(1.8m超)になると、ドアを開けるスペースは結構シビアになる
  • 大型SUVやセダンだと「隣の車に気を使いながらドアを開ける」くらいの幅しかないケースも多い

車が大きいほど、作業スペースが減ります。ハリアーやRAV4、クラウンとかのさいずになると結構厳しいです。
軽自動車やヤリス、フィット、ヴェゼルなどの小型車であれば結構余裕があることもあります。

スペースにおける注意点

  • アパートの駐車場は「1台ごとの区画幅」が狭いことが多く、両サイドに車が停まっている状態だと 工具やパーツを広げる余裕がほぼない のが現実
    →作業中は車内やトランクを有効活用しましょう
  • 管理会社によっては「区画をはみ出しての作業は禁止」としている場合もあり
    →隣の駐車場が使われているかどうか、実態としてはこの点が大きいです。隣に車が止まっていると万が一でも傷は付けられないので細心の注意を払う必要ありです

騒音と汚れ

大きくは油脂類による駐車場地面への汚れと、電動工具使用時の騒音に注意します。

具体的に注意すべき点です

・エンジンオイルを地面に付着させない

インパクトレンチは煩いので使用を控える(空気を読んで使うしかありません

エア工具は不可、電動工具の使用は可能な限り控える。ハンドツールが基本

グラインダーは煩すぎて論外(切断、磨きは人力でできる範囲になります)

駐車場を原状復帰(自分が借りる前の状態に戻すこと)させられる範囲内、他の住人の方の迷惑にならない範囲で車弄りを楽しみましょう。

管理規約とルール

賃貸契約時の重要事項説明書および、駐車場を借りる際の契約書面をまずは確認しましょう。整備作業が不可な旨、明記されてましたら明らかに車弄りしてるなといったメンテナンスは避けたほうがよいでしょう。

オーナーや不動産会社との揉め事に繋がりますし、下手して原状復帰できないと何かしら損害賠償を請求される可能性があります。

不要なトラブルを避けるためにも抑えておいた方が良い点です。

また、整備不可の旨が記載されていなくてもオイルを駐車場に付着させてしまうなど、原状に影響を与える汚損はNGなので十分に注意しましょう。

周囲の車に傷つけたり、騒音を注意することは言うまでもないです。

②公園とか、店舗の駐車場での車いじりはOK?

自宅の駐車場で車いじりをやりにくい場合、1度は公園とか、店舗の駐車場での車いじりをできないか考えるかと思います。

教科書的に言うと結論は許可なく実施することはNGです、あくまで駐車用途で提供されている場所であり、整備目的ではありません。

ただ、土地のない東京などでは自宅の駐車場があまりに狭く、左右ギチギチに駐車されているなんてこともあるかと思います。

お勧めはしませんが、公園とか、店舗の駐車場での車いじりはOKかの見極めは以下かと思います。

  • 人目につかないところ
    休日の朝4時~8時の人が少ない時間に、騒音に気を付け確実に終わらせる
  • 店舗など、営利目的の施設は避けた方が無難
    これは店舗利用以外の駐車場の占有は営業妨害なので、アウトです
    店側から注意される可能性も高くお勧めしません。
    やるならカー用品店やホームセンターなどカー用品の取扱いある店で許可を取った場合のみです
  • 注意されたらすぐ撤収
    揉めないためにも、愛想よく対応しすぐ撤収しましょう。

こんなところです、できれば自宅でやりましょう。

③アパート駐車場でも可能なDIYメンテナンス

ここでは、メンテナンスのカテゴリーごとにどういった車いじりをアパートの駐車場で行えるのか私が実際実施したことのある作業を記載していきます。

アパート駐車場でも可能な油脂類の交換

アパート駐車場でも可能な油脂類のDIYメンテナンスを表で概要紹介していきます。

左右の作業スペースを取らないかが判断ポイントです、フロアジャッキでジャッキアップすれば左右スペースを節約できるので、車の下にも潜れます。床面汚さないようブルーシートやダンボールなどをしっかり敷きましょう。

■油脂類の表

メンテナンス内容できるかどうか駐車場路面状態その他
ジャッキアップできるアスファルトが理想
砂利だと危険
路面が平面平行が望ましい
砂利だとジャッキがスムーズに動かず、危険
エンジンオイル交換(上抜き)できる平面平行が望ましい上抜きは汚すリスクも少なくお勧め
エンジンオイル交換(下抜き)ジャッキアップできれば可能平面平行が望ましいオイル排出時に床面を汚さないよう注意
ATF/MTオイル交換ジャッキアップできれば可能平面平行であること必須オイル排出時に床面を汚さないよう注意
クーラント交換ジャッキアップできれば可能平面平行であること必須消耗分の補充ならジャッキアップ必要無し
ステアリングフルード交換できるアスファルトが理想
砂利だと危険
できればジャッキアップしたい(ハンドルすえ切りになるため)
ブレーキフルード交換厳しいタイヤを取り外すスペース必要隣が契約されてなければいけるかも
クラッチフルード交換できる

ジャッキアップですが、タイヤの取り外しを行わないのであればスロープを使うのもアリです。
前方にスペースがあるか、確認したうえでジャッキの代用でスロープを使ってみるのもいいと思います。ジャッキアップよりは楽です。

車内・内装の作業

内装に関する作業は車内で完結できるため、駐車場DIYに最適です。

基本的には車内で作業するだけであれば特に周囲の迷惑にもならないので思う存分やってください。以下に一例を出しておきます。

注意点としては隣に車がある場合、ドアを開けたまま作業することが難しくなります。隣の車にドアを当ててしまう(ドアパンチ)と揉め事になります。

■アパート駐車場でも可能な内装関係の作業

  • エアコンフィルター交換
    グローブボックスを外して交換するだけで、作業は10分程度。工具もほとんど不要です。
  • フロアマットやシートカバー取付
    全く問題ないでしょう、ドアを開けたまま作業する場合は隣の車に当てないよう注意!
  • ルームランプ類
    全く問題なくできます
  • カーナビ、ドラレコ取り付け
    問題なくできます。
  • 音響類
    ドアを開けたまま作業することになる場合が多い(内張り外しなど)ので隣に車があると厳しい

外装・小物系の作業

外装まわりでも、短時間で終わる軽作業なら問題ありません。

ただし、バンパー交換等のエアロ系は明らかに駐車スペースをはみ出すので止めておいた方がいいでしょう。

  • タイヤ&ホイール交換
    車を左右どちらかに寄せて、横からジャッキを差し込めるか
    もしくはフロアジャッキで前をジャッキアップし、前2つ交換してそのあとで前後を入れ替えて車を止め直して後ろからジャッキアップして、後ろ2つを交換するなど工夫必要
  • ワイパーゴムの交換
    工具不要で数分。視界確保に直結する安全性アップの作業です。
  • 電球交換(ヘッドライト・テールランプ)
    工具は最小限で済み、10〜20分ほどで可能。予備電球を積んでおくと安心です。
  • タイヤの空気圧チェック・補充
    携帯型エアコンプレッサーを活用すれば、省スペースで作業できます。

エンジンルームまわり

取り外した部品を置くスペースが問題になるので大掛かりな整備は避けた方が無難ですが、都度取り外した部品を車内や自分の部屋に運ぶのであればできることは多いです。

  • スパークプラグ交換プラグコード交換
    作業スペースはあまり必要ないので可能です。
  • Vベルト交換
    これも以外と作業スペースとらないです
  • ラジエーター交換
    パイプ類を外す必要がありますが、外す部品の量からして多くはないのでいけます
  • タイミングベルトやウォーターポンプ
    この辺になると取り外す部品が多いのと、明らかに整備している感が出るので止めておいた方がいいです。
  • ウォッシャー液の補充
    ペットボトルのように注ぐだけで完了。数分で終わります。
  • エアフィルター交換
    ボックスを外して差し替えるだけの作業が多く、スペースも取りません。
  • バッテリー端子清掃
    専用ブラシと接点復活剤があれば手軽にできる作業です。

第3章:駐車場DIYを快適にする工夫と選択肢

コンパクトな工具を選ぶ

アパート住まいでは工具を置く場所にも限りがあります。折りたたみ式ツールやコンパクトな電動ツールを揃えると、省スペースで持ち運びもしやすく便利です。

電動工具は煩くないかです。インパクトレンチは結構アウト、グラインダーは完全にアウトです。タイヤ交換でインパクトレンチを一瞬使用するのをなんとか周囲の方に見逃してもらえるかといったところです。

作業時間を短縮する

駐車場でのDIYは10〜30分程度で終わる作業に絞るのが理想です。事前に手順を調べてから取りかかることで、効率的に進められます。

サブスペースを活用する

どうしても大掛かりな作業をしたい場合は、自宅駐車場にこだわらず以下の場所を活用しましょう。

  • シェアガレージ、レンタルピット
    工具やリフトを時間貸しで利用できる施設が増えてきています。
    ただし、1時間1500円くらいはするので時間がかかると結局整備工場に出した方が安くなったりします。

④まとめ

アパート暮らしでも、工夫すれば車いじりを楽しむことは可能です。

  • 内装や簡単な外装メンテナンスは駐車場で十分できる
  • 作業は短時間・省スペース・低騒音・床面を汚さないよう意識する
  • 大掛かりな作業は外部のガレージや施設を利用する

限られた環境だからこそ、「できることを見極める力」が重要になります。小さなDIYを積み重ねることで愛車への理解が深まり、より充実したカーライフを送ることができるでしょう。

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