DIY節約男です。
皆さんはワイパー交換はどうしていますか。
簡単にできるので自分で行うのもいいかと思います、そういった簡単な作業から車のメンテナンスに興味を持ち、徐々にレベルアップしていくきっかけなれば幸いです。
今回はワイパー交換の概要と、ブレードの交換方法を記載します。ゴム交換は別途扱います。
ワイパー交換を自分でやるメリット、デメリット
ワイパー交換を自分で行うメリットとしては以下があります
- 作業工賃がかからない
→自分でやるので当然工賃は無料です。カー用品店だと330円だとか500円だとかかかります。
イエローハットは無料らしいです。 - 自分で安いワイパーを購入して装着できる
→交換作業を行ってもらう場合、作業店舗以外で購入した部品の持ち込みは断られたり、持ち込み用工賃が別基準で設定されていて高くなりがちです。一方で店舗で購入するとどうしても高くつくことが多いです。自分で通販で安く購入し装着できるとトータルで費用は安く収まるのでこれが最大のメリットです。 - 時間の節約
→そもそも、店舗で購入し交換作業してもらう場合は店に行く必要があります。また、購入後も作業の順番待ちなどなんだかんだ時間を食われます。通販で買って届いたものを自分で交換すればこれらの時間を削減できます。
デメリットです
- 交換後のワイパーの処分が必要
→ワイパーは自治体により異なることがありますが、基本は不燃ごみです。
ゴミ捨てを自分で行うのが面倒です。
店舗で購入した場合、店側で処分してもらえばおしまいです。
ワイパーの部位。ブレード交換?、ゴム交換?
ワイパーと一くくりに言っていますが大きく分けて3つの部位があります。
ワイパー交換の頻度は?
ワイパーの交換頻度ですが、ブレードも交換するか、ゴムだけ交換するかで異なってきます。
・ワイパーゴム
→半年~1年程度ですが、高いものでもないので吹き残しやムラが出てきた、ビビるようになってきたなど使用において違和感を感じるようになればとりあえず交換します。
ワイパーのビビりはワイパー交換では治らないケースもありますが、ゴム交換することで概ね緩和されます。
・ワイパーブレード
→1年~2年程度でしょう。
ワイパーブレードは窓ガラスにワイパーを押さえつける役割があります、これが劣化してくるとゴムを交換しても思うような効果が得られなくなってきますので定期的に交換はしておきたいです。
通常ブレードを交換する際はゴムも一緒に付いているので、ブレードを交換したらワイパーゴムも交換したことになります。
ワイパーの選び方
ワイパー選びで抑えるべき点はサイズです、これが間違っているとフロントガラスからはみ出たり、逆に長さが足りなかったりでダメです。
ワイパーはブレードを交換するときもゴムのみの交換をするときもサイズの確認は同じです。
長さは車の説明書に記載されてあったり、記載がなかった場合はWEBで「車種名+ワイパー+適合」で調べれば出てきます。
抑えるべき情報は、長さです。運転席側○○○mm、助手席側○○○mmといった感じで検索して調べた結果をメモしておけばOKです。どうしてもわからなければ今付いているワイパーを持ち上げてメジャーで長さを図ればOKかと思います。
また、ワイパーブレードには形状が何種類かあり好みで好みで選んで頂くことになります。
以下代表的なものです。
・トーナメントタイプ
→骨組のような形をした代表的な形状です、最も安価なタイプで1000円以下で1本購入できることもあります。純正でこの形状のものが付いていればとりあえずこれでよいかとは思います。
・フラットタイプ
→ゴムとブレードが一体化したものです。エアロちっくな形状をしておりデザイン性が高いことと、走行時の空気の流れでワイパーをガラスにより押し付けてくれるのでふき取り性能が高いとされています。ゴムのみの交換ができないため、ゴム交換=ブレード交換になります。
価格は通販で比較的安価に購入できます。ほぼトーナメントタイプと変わらない水準です。
メーカー製のものはそれなりに高価です。
・デザインワイパー
→最近の車で純正採用されているものが増えている形状です。トーナメントタイプのようにゴム交換するタイプですが、形状はエアロちっくな形状になっています。
ブレード1本2~3000円程度するのでそれなり高価なものです。
純正でこの形状が付いている場合、トーナメントタイプに交換したりすると若干ふき取り性能が落ちる可能性があります。
ブレードはこう言った感じですが、ゴムの方は長さがあっていれば基本は良いかと思います。撥水剤が塗られていたり、グラファイトコーティングが施されているものがあります。
ワイパーブレード交換の方法(トーナメントタイプ)
ワイパーブレードの交換方法です。
ゴム交換の際も共通ですがまずはワイパーを起こしましょう。
起こすとこんな感じです。

ちなみに、かっこいい車にありがちですがワイパーがボンネット下に隠れているタイプがあります。そのままだと起こせないので一瞬キーをアクセサリーOnにしワイパーを動かし、ワイパーが上がったところでキーをOFFにするとそこでワイパーが止まります。この状態でワイパーを起こせるようになります。
ワイパーを起こしたらブレードの部分をうまく動かしつつ(90度~180度くらい)、付け根にある以下の写真赤丸部のような爪を探しましょう。
これを見つけたら、爪を奥におしつつ手前側に引っ張るとワイパーブレードが取れます。

文字だと説明が難しいのでブレードを外した後の画像を載せておきます

こんな感じにU字になっているので、U字の口が開いている方に引っ張ると取れます。
新しいブレードをつけるときは真逆の手順ですね。
以下はブレード側の写真で、ブレードのセンタ部分を映しています。
わかりにくいですが赤丸部分がU字にうまく入るようになっており、差し込むと先ほどの爪が入り込みカチッとなる感触があります。

そこまではめ込んだら完了ですので、あとはガラス面に沿うようにブレードを回すように動かしワイパーを倒せば終了です。
ワイパーブレード交換の方法(デザインワイパー)
デザインワイパーの交換方法です。
トーナメントタイプとは若干異なります。
以下のようなスタイリッシュな形をしているワイパーです。
このままだとブレード部分が回転しません。

以下、あかまるぶぶんの ちょっとしたカバーのような部分ですが爪などひっかけて上に力をかけると起こすことができます。

起こすとこんな感じになります。

この状態にすると、ワイパーブレードを動かせるようになるので90度回してみます。
以下のような感じです。

この状態で以下画像の赤丸部分のちょっと飛び出ている爪の部分を→方向に押しながらブレードに対し下に力をかけるとゴムが上に盛り上がる感じでブレードが取り外せます。

こんな感じで取れます。

ここまでくればブレードを若干横にスライドすれば引っこ抜くことができ、これでワイパーブレードを取り外せます。
ワイパー取り付け部の構造はトーナメントタイプと同じです、外から見えなくはなっていますが赤線部分のようにU字構造になっておりその部分を互いを嵌め合うことで取付できます。

新しいブレードを取り付ける際は以下のように差し込み、前が画像のU字構造を意識してはめ込めば取付できます。
こんな感じでブレードを差し込み、ブレードを右に若干スライドし下に下げてU字構造にはめ込めば取付きますね。

以上、デザインワイパーの取付でした。
最後に
今回はワイパー交換DIY概要とブレード交換でした、ゴム交換は別途説明します。
ブレード交換は1~2年に1度でいいかと思います。
ワイパーのメンテナンスは雨の日の安全性に直結しますので、定期的に行うようにしましょう。
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