【どこで買える?】車の純正部品とは?特徴・メリット・入手方法を解説

こんにちは、DIY節約ストイッカーです。今回は車の純正部品の概要についてお話します。
車のメンテナンスレベルが上がり1年以内の短期で消耗する部品以外を交換しようとするとカー用品店では売っていない純正部品が必要になります。車の部品の基本と言っていい純正部品についてまずは抑えておきましょう。

■この記事でわかること

  • 車の純正部品とは何?
  • 使うメリット、デメリットは?
  • 純正部品の入手方法:トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、スバルの国産を想定
  • 車の純正部品はモノタロウでも買える?

①純正部品とは何か?

「純正部品」とは、自動車メーカーがその車種のために設計・供給している部品を指します。新車に組み込まれている部品と同じ仕様で作られており、品質・耐久性・適合性が保証されています。新車販売からしばらく経過した車種だと、生産する部品メーカーが変わったり、若干の仕様変更が入ったりしますがその点含め自動車メーカーが性能を保証している部品です。

一方で、車の部品は純正以外にも以下のようなものがあります。

  • 社外部品(アフターパーツ)
    純正ではなく、部品メーカーやサードパーティが製造した部品。デザインや性能が異なる場合もあり、価格は純正より安いことが多い。
  • リビルト部品
    使用済みの部品を分解・清掃・修理して再利用した部品。純正部品をベースにしていることも多く、価格を抑えつつ品質もある程度確保できる。取り外した旧品をリビルト業者へ送る必要があることが多いです。(リビルトコアとか言います)
  • 中古部品
    廃車などから取り外した再利用部品。状態によって品質に差があるが、価格は最も安い。基本性能走ると曲がるかかわらない場所(内装とか)、丈夫な場所(足回り)あたりは中古でも使えるので売ってたらラッキーかもです。届くまで安心できませんが。

つまり、純正部品は「その車のためにメーカーが保証している安心の部品」であり、その他の選択肢は「コストや状況に応じて検討できる代替品」と位置づけられます。

節約を目指す場合、どうしても純正でないとといった場合以外はリビルトや中古部品を買うことが多いです。(ヤフオクはじめネットショッピングで出回ってさえれば中古なら買えます)


②純正部品を選ぶメリット・デメリット

修理や交換で「純正部品を使いますか?」と聞かれると、判断に迷う人も多いはずです。ここでは純正部品の長所と短所を整理します。

メリット

  1. 適合性が確実
    買う品番を間違えなければ、車種ごとに設計されているため「サイズが合わない」「取り付けできない」といったトラブルがほぼありません。
  2. 品質と耐久性が保証される
    自動車メーカーの基準を満たしているため、長期間使っても不具合が起きにくい。
  3. 車検や保険対応がスムーズ
    どちらかというとカスタムで社外品を入れる場合を想定した話ですが、純正部品の場合は車検で指摘されにくく、事故時の保険修理でも安心という面があるので、社外品は車検に通らないことがあります。(足回り、マフラー、ヘッドライトあたりが要注意。エンジンとか変える場合もありますそういった方は車検対応含め、基本プロなので。)

デメリット

  1. 価格が高い、供給安定性
    中古部品に比べて割高になる。また、生産から年月が経つと部品メーカーの生産減や生産打ち切りで供給量が減っていきます。
  2. 入手に時間がかかることも
    在庫がない場合、取り寄せに日数を要するケースもある。待てば手に入るだけラッキーなケースもあります。
  3. 選択肢が少ない
    デザイン変更や性能アップを求めるなら、社外品の方が豊富。

まとめると「安心を優先するなら純正」「コスト優先なら使う場所に応じリビルト、中古」という考え方が基本になります。メンテナンスでなく、カスタムなら社外も視野に入りますね。(車検対応部品かは確認しておきましょう、非対応なら車検時に純正に戻す必要あり)


③純正部品の入手方法

「純正部品はどうやって手に入れるの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。主な入手ルートは以下の通りです。結論、私のおすすめは部品商とモノタロウです。初心者の方は最初はとりあえずディーラー行きましょう。

  1. ディーラーで購入
    とりあえずまず相談してみると良い。車検証持参で、DIYでメンテナンスしたい(交換したい)ことを伝えると品番を調べてくれるディーラーもあります。多分ディーラーで断られることは少ないと思います。私は断られた経験ないです。
  2. 部品共販で購入
    各自動車メーカーごとに、純正部品を専門的にストックし取り扱う商社を抱えています。ただ、個人へ売ってくれるかはメーカーや地域ごとに対応が異なるケースあり。
  3. 整備工場を通じて
    修理や車検で依頼すれば、整備工場が純正部品を取り寄せてくれる。品番でなくとも部品名を伝えると適合するものを発注してくれます。ただ、作業を依頼したことない一見だと嫌がられたり適合は保証してもらえない可能性あります。
  4. ネット通販(ヤフーショッピング、アマゾン、楽天、モノタロウ)
    自分で部品番号がわかればこのあたりで購入できます。モノタロウは個人NGな雰囲気出してきますが実は購入できます。
  5. 部品商(部販店)で購入
    部品商と調べるといくつか出てきます。メールで問い合わせを入れ返答のクオリティを確認しましょう、やりたいことを伝えると必要な部品一式を見繕ってくれる素晴らしい会社もあります。相談に乗っていただける業者を見つけると一生ものになるかと思うので、問い合わせてみるのも良し。

④車の純正部品は個人でもモノタロウで買える?

結論は個人でもモノタロウで買えます。

一応、車検証の内容が登録できるようになっており適合を見てはくれますが必要な部品の部番および適合を事前に調べられるスキルが必要になります。メーカー欠品でなければ当日には出荷され数日で手元に届きますし、モノタロウの使用感で購入まで操作できるので面倒なやりとりは発生しません。

ただし、個人扱いのモノタロウアカウントだと純正部品は購入できないようになっていますので登録を事業者扱いにする必要があります。ただ、厳密に書類を提出する必要などはないため私は個人事業でブログを始める体で登録しました。

モノタロウ(に限らず通販で)買うときの注意点は以下1点に限ります。

  • 取りつかなかった場合に返品はできないと思っておきましょう
    買うときに品番を間違えると取りつかない可能性が出ます、未開封で気づければいいですが開封後に気づくことが大半だと思います。さらに実際に車に組み付けを試みてその段階で取りつかないことがわかるケースが多いと思いますので、そうなると工具やボルトの跡がついてしまうので返品は厳しいでしょう。

私も純正部品や中古部品をモノタロウはじめ他の通販で購入するときは部品番号が合っているか、合っていたとして本当に自分の車に適合するのか、には最新の注意を払っています。


⑤まとめ

まとめますと、純正部品は自動車メーカーが保証した確かな部品です。また、一般のカー用品店には売っていませんがディーラーや整備工場、ネットで購入できますが(自分で良い部品商を見つけられれば、そこと付き合うのが良いです)
自分で購入時には品番を特定でき、適合をわかっておいた方が買った後でのトラブルは減るでしょう。
品番については別途記事にします。

以上、ありがとうございました。

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