こんにちは、DIY節約男です。
今回は車のバッテリー上がりと予防方法、リカバリについてです。出先で急にバッテリー上がりになってしまうと相当焦りますし、リカバリに思わぬ時間がかかり予定が狂いまくることもあるのでしっかり学びましょう。
1. バッテリー上がりとは?
バッテリー上がりとは、自動車のバッテリーが電力を失い、エンジンがかからなくなる状態のことを指します。特に寒い冬や長期間車に乗らなかった場合に多く発生します。
突然エンジンが始動しなくなります、症状としてはハザード点灯しっぱなしなどで完全に放電している場合はキーを捻ってもメーター周りなど何も光らなくなります。完全に電気が通っていない状態ですね。
そこまでではなくとも、車の始動はセルモーターという部品が電気で回ってそれをきっかけにエンジンが点くのですが結構パワーが必要です。そのセルモーターを回すだけの力がバッテリーに残っていないと車は動きません。
その場合は、メーター周りのランプは点くのですが光り方が弱弱しかったりします。
また、いつものキュキュキュという音がしなく、高速でカチカチ音がしたりあるいはまったく無反応だったりします。
2. バッテリー上がりの原因とは?
ハザードのつけっぱなし以外で代表的なのは劣化です。
劣化に関しては以下のように管理しましょう
車の電圧は普通乗用車では12Vです。
バッテリーを新品で交換したばかりのころに電圧を計測すると12~13Vであることが多いです。
そこから時間経過で劣化していきますが12V近辺をバッテリーが出力していればOKですが11.5を下回ってくるとまずいです。11V近辺で危険なので11.5を下回ってきたら交換を検討ですね。
バッテリーは2年は保証が付いていることが多いので交換してから2年経過して以降は、定期的にカー用品店やガソリンスタンドなどで計測してもらうとよいでしょう。
その際、バッテリー購入をお勧めされますが店舗で買うとバッテリーは高いので要注意です、計測してもらうだけでOKと思います。
代表的な原因は経年劣化ですが、他には以下のような原因もあります。
・ライトや室内灯の消し忘れ
→注意しましょう
・長期間の運転なし(放置)
→放置後もバッテリーの調子は悪くなりがちです。
エンジンの回転でバッテリーは充電されるので、長時間エンジンを動かさないと放電しきってしまい劣化につながります。
・電装品の使いすぎ(ドライブレコーダーやナビなど)
→電装品のつけすぎはバッテリーに負荷をかけるので注意しましょう
・オルタネーター(発電機)の故障
→エンジン回転を電気に変える部品です、これが劣化するとバッテリーに充電できなくなります。
というか、車に電気の供給ができなくなり走行中の停止に繋がります、10年経過車などは車検時に見てもらいましょう。
10年で予防交換もありだと思います。
3. バッテリー上がりを防ぐ5つの対策
① 定期的にエンジンをかける
1週間以上車を使わない場合でも、2〜3日に一度は10分程度アイドリングさせるだけで効果的です。
② 電装品の使いすぎに注意
エンジンを切った状態でのカーナビ、ドラレコ、オーディオ使用は控えましょう。
③ ライト類の消し忘れを防ぐ
ライトはエンジン停止時に自動でオフになる設定にしておくか、降車時に必ず確認しましょう
④ バッテリー寿命を意識する
バッテリーの寿命は通常2〜4年程度。早めの交換が安心です。
⑤ モバイルジャンプスターターを備える
いざという時に備え、ジャンプスターターやブースターケーブルを車載しておくのもおすすめです。
ジャンプスターターのレビュー記事はこちらにです。
4. 万が一バッテリーが上がったら?応急処置方法
バッテリーが上がった場合の対象は主には以下です。
ブースターケーブルを使う
よくイメージする一般的なバッテリー上がりの救済方法です。
他の車のバッテリーと、自車のバッテリーをブースターケーブルでつなぎ、電力を拝借して車を始動させます。デメリットは協力者が必要なことです、ただ意外と駐車場で助けてくれませんかと知らない人に声をかけると助けてくれるものです。
ジャンプスターターの使用
個人的にはこれがベストです。
モバイルバッテリーのデカいバージョンのようなツールで楽々始動できます。ジャンプスターター積んでおきましょう。
レビュー記事はしつこいですがこちらです。
ロードサービスを呼ぶ
JAFや保険会社付帯のレッカーサービスを呼べば助けに来てくれます、デメリットは来るまでに時間がかかるのと、バッテリー上がりで呼ぶのはなんか申し訳ない気持ちになる点です。
注意点は、自分でWEB検索して電話かけるとお金とられてしまうのでとりあえず契約している任意保険にまずは電話してみましょう。だいたいはロードサービスが付帯されていますので無料でいけます。
5. バッテリー寿命の見極め方
以下の症状が見られたらバッテリーが劣化しているので、定期的にカー用品店やガソリンスタンドなどで計測してもらいましょう。冒頭の通りですが11.5Vを下回り11V近辺にくると危険です。
・エンジンのかかりが悪い
・パワーウィンドウの開け閉めに元気がない
・ライトが暗く感じる
・バッテリー液の減りが早い
・製造から3年以上経過している
6.最後に
まさかというときにバッテリーは上がりに遭遇するものです。
準備は万全にしましょう。
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