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こんにちは、DIY節約ストイッカーです。
今日は車高調レンチをなくしてしまった場合、ホームセンターで手に入れられないかで悩んでいる方向けの記事です。
結論は１日待てるなら、アマゾンで買おう、です！
お勧めはサイズミスのリスクを排除できるので、複数サイズがセットになった商品です。
こんな感じです。
アマゾンが圧倒的に安いです。
サイズ調整式もあるにはありますが、ロックシートを回す際に使いにくいです。私には使用感が合いませんでした。
１日も待てないならホームセンターで「フックレンチ」という名称で売っていますので店員の方に聞いてみましょう。
冒頭から宣伝で申し訳ありませんでしたが、今回は車高調レンチをなくした方向けにどこでどう調達するのがコスパ面で良いかを車高調レンチの解説含め詳細に説明します。
それではどうぞお付き合いください。
車高調レンチの正式名称は「フックレンチ」。正しい使い方と注意点
車の車高調整に使う「車高調レンチ」。一般的にはそう呼ばれていますが、正式名称は「フックレンチ（Cスパナ）」です。
スプリングの座金（ロックシート）に引っかけるためのフック形状をもつ工具で、車高調のネジ式シートを回す際に使用します。
車高調キットには付属していることが多いものの、紛失したり形状が合わずに使いにくい場合もあるため、単体で販売されている専用品を用意する人もいます。
■ 使用する目的
車高調は、ロアシート・ロックシートと呼ばれる円形のリングで、スプリングのプリロードと車高を調整します。このリングを回すために使うのがフックレンチです。
モンキーレンチなどで代用しようとすると滑りやすく、ロックシートに傷が入ったり、最悪変形させてしまうこともあります。そのため、適合するサイズのフックレンチを使用することが重要です。
■ 正しい使い方のポイント
- サビ・汚れを落としてから作業する
ロックシート部に砂やサビがあるとスムーズに回りません。パーツクリーナーとブラシで軽く清掃しましょう。 - ロックシートを緩める → ロアシートを回す
最初にロックシートを外側へ軽く叩くようにして緩めます。その後、下のロアシートを回して車高を調整します。 - 最後に必ずロックシートを締める
これを忘れると走行中に車高が変化し危険です。ガッチリ固定することが安全の要です。
■ 力任せはNG
フックレンチはテコの原理で回すため、つい力任せにしてしまいがちですが、強くやりすぎるとシートの溝を潰したり、フック側を破損させる原因になります
。動かないときは潤滑剤、清掃、軽いゴムハンマーのショックで優しくアプローチしましょう。
車高調レンチはホームセンターに売っているのか
車高調レンチ（正式名称：フックレンチ／Cスパナ）は、多くのホームセンターでも購入可能です。
ただし、店頭に置かれているモデルの多くは「汎用フックレンチ」であり、車高調専用として設計されたものではない場合が多い点に注意が必要です。
ホームセンターの工具売り場では「引掛スパナ」「フックレンチ」「スパナ（C型）」と表記されて棚に並んでいますが、サイズ展開が限られていることが多く、車高調のロックシート径（多くはφ70～110mm）にジャストで合うものが常に見つかるとは限りません。
特に、車高調はメーカーや車種によってロックシートの外径が異なるため、「とりあえずホームセンターのものを買ったが、フックが浅くて空転した」「径が小さすぎて入らなかった」という声も実際に多いです。
DIY中に車高調レンチが無いことに気づき、急いで手に入れようとして買うとサイズが合わなくて使えないだとか、ドツボに嵌ることが多々あるぞ！焦りは大体悪い方向に向かいます。
これが冒頭で複数サイズ同梱品をお勧めしている理由です。
ホームセンター価格帯の目安としては、
- 小型サイズ（φ30〜60mm程度）：1,000円〜2,000円前後
- 中型〜車高調向けサイズ（φ60〜100mm程度）：2,000円〜4,000円前後
- 大型SUV・機械設備向け（φ100mm以上）：4,000円〜6,000円以上
というのが一般的です。ホームセンターで見かけることが多いのは、主に1,000〜3,500円クラスの汎用レンチで、これらはバイクのリアサスや小径ロックナットにも流用できるタイプです。
結局、ホームセンターで買うと高いんですよね。
ここまでに説明で冒頭、以下のような製品をお勧めした理由がわかるかと思います。
・結局ホームセンターで１本買うのと値段がほぼ変わらない
・複数サイズあるので、サイズが合わないリスクを減らせる
こういった理由で、１日待てるのであればアマゾンで購入して待ちましょう。
車高調レンチのその他の用途
一応、我々素人にとっては車いじりにしか使用しないであろう車高調レンチ（フックレンチ）ですが、プロ用と含めて他にはどういったことに使用しているかを紹介しておきます。
予め知っておけば、もしかしたら複数サイズ購入しておいてよかったと思う日が来るかもしれないので抑えておきましょう。
フックレンチは、円形のパーツ側面に設けられた溝（ノッチ）にフック部分を引っ掛けて回す工具です。
そのため、「六角ナットではなく、丸い形状のナットを回す必要がある場面」で活躍します。車高調は代表例に過ぎず、工業・建築・バイク整備など、意外なほど使用範囲が広い工具です。
■ 主な使用場面
バイクのリアサスペンションのプリロード調整
バイクのリアショックには、スプリングの初期荷重（プリロード）を調整するリングナットが付いており、ここでもフックレンチを使います。
バイクの場合は車よりもスペースが狭いため、小型のフックレンチが使われます。
ベアリングのロックナット調整（機械設備）
産業機械や回転機器のベアリング固定に用いられる**止め輪／ロックナット（JIS 形 SN ナット）**を回すのにも使用されます。
工場設備やメンテナンス職では日常的な工具です。
配管・水回り設備のナット
水道工事で使われるユニオンナットや一部のバルブの固定リングが丸形のため、ここでも使用されることがあります。
工作機械（旋盤・フライス盤など）のクランプ調整
工具ホルダーを固定するスリーブナットなど、力をかけつつ傷を付けずに回す必要がある部分で活躍します。
車高調レンチはこういった用途で使用されています。
旋盤などは素人ではまず使用しないでしょうが、DIYのレベルアップが行くところまで行ってしまうと自分で旋盤買って絶版パーツを作成する機会もあるかもですね！
配管、水回りでの使用が車高調以外では一番可能性があるのではないでしょうか。万が一配管を補修するような機会があれば車高調レンチが使えるかもということ、覚えておきましょう。
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