こんにちは、DIY節約男です。
さて、皆様はKURE社のラバープロテクタントをご存じでしょうか。
簡単に言えばスプレーするとゴムパーツの劣化を防いでくれるケミカル商品です。車以外にも使えるのでしょうが、基本は車に使っています。
商品画像だと、これですね。

今回はKURE社ラバープロテクタントの紹介と、どこに塗ったらいいのか私の使い方を含め紹介します。
車を長持ちさせ、余分な整備費用をかけないようにするためには日々の予防整備が大事ですが、こういったおまじない的な製品も使用すると精神衛生によく、気分がよいです。(日々の生活を豊かにしてくれます。)
DIYメンテナンスの初心者でも取り掛かりやすく、効果もあると思うのでこれから自分で車をメンテナンスしようと考えている方の初歩としては最適です。
意外とこういう簡単なことの効果もバカにできないと思います。
ラバープロテクタントの紹介
ホームセンターや各種通販で簡単に手に入れられます。
商品説明によりますと、能書きとしては以下です。
・ゴムに浸透して本来の弾力を保つとともに、表面にコート層を形成して劣化やひび割れを防止します。
・汚れを取り除き、再付着を防止します。
・各種ゴム製ベルトの鳴き止めにも効果があります。
実際に車のゴム製品に使用してみますと、経年劣化により白っぽく硬くなっていたゴムが黒々とした艶を取り戻しました。
心なしか弾力も蘇っているように感じます。ゴム部品の汚れを落とす効果もあるので、なおさらゴム部品が黒光りし綺麗に見えます。
新車の時は綺麗だったゴム部品ですが、時間とともに硬くなり、白くなってきたりし、こういった部分に車の古さが出るので使用して綺麗になると目立ちませんが地味に嬉しくなり気分が上がります。
さすがに、劣化してひび割れしてしまったゴムが復活するような効果は無いので、ひび割れ内容に適宜塗布して経年劣化を緩和させるようなイメージです。
ラバープロテクタントに効果はあるのか
こういったおまじない的なケミカルは効果の検証が困難です。
理由ですが
・使わなかった場合との比較が困難。使う人は使い続けるので、、、
・使っていたとしてもゴムは劣化し、いつかはひびわれてしまう
→使わなかった場合よりもひび割れるまでに時間が遅かったのかの証明ができない
なのでこういったケミカルの効果の有無は以下で私は判断しています。
- 通販(特にアマゾン)のレビュー数
- レビュー内容
- 販売開始からの経過年数
さて、結論ですがこの視点で見るとラバープロテクタントはオカルトではなく確かに効果があると言えそうです。
その背景です。
- 通販(特にアマゾン)のレビュー数
→2026/8月現在ですが、アマゾンのレビュー数は6000件を超えています。
このレビュー数であれば、評価の内容も偏りがなく信用できそうですね! - レビュー内容
→アマゾンのレビュー内容ですが、評価4.3とかなりの高評価です。上記の6000件と合わせて考えると6000人の人が評価しているうち、大半の方が4以上の評価をしないとこの得点にはならないので、購入した人は満足していおり、確かな効果を感じていると言えます。
・販売開始からの経過年数
→さて、いつから販売開始されたかですが調査したところ2001年の記載が最も古かったです。
20年以上の歴史があり、なおかつアマゾンの評価を見ると確かな実績がありまた、長期に信頼され
ている製品であることが理解できます。
このように、効果が見えにくいケミカル製品ですが評価を客観的に見ることで使用するに値するかを判断できます。
20年以上の長寿命製品が、アマゾンでこのれびゅー数でありなおかつ4以上の高評価を得ていることは小手先の評価の操作でな成しえない実績と言え、多くのユーザーが効果を感じ、愛されている製品であると言えます。
「ラバープロテクタント(Rubber Protectant)」は、ゴム部品を保護・柔軟に保つためのケミカル剤で、商品によって成分が多少異なりますが、一般的なラバープロテクタントに含まれている代表的な成分は以下のようになります
ケミカル製品は効果の捉え方が難しいですが基本はこのように実績から客観評価し判断するか、あとは実際に自分で使用してみる他ないのが実情です。使用してみるには買わないといけませんから、レビュー内容を客観的に見ることが重要です。
ラバープロテクタントをどこに使うか
では、効果がありそうなラバープロテクタントですが、どこに使えばいいのでしょうか。
正解はありませんがまずは見えるゴム部分にはすべて使ってしまいましょう。よく目に入るゴム部分が新品のようになり非常に見栄えが良いです。
目に見える部分とは何か、ですが
- ボンネットを開け、エンジンルームを見歌時に目に入るゴム部分すべて
→色々なホースが目に入りますがとにかく塗布しましょう。
熱により劣化しやすいに部分なので、3か月に1回程度ボンネットを開けてラバープロテクタント吹くとよいでしょう。 - ドアを開けたときに、車側に淵についているゴム部品
→ウェザーストリップという部品です。
劣化はしにくいですが、今乗っている車を大事に長期間乗ろうと考えているのなら塗布した方が よいです。この部品は割れてくるのは製造後10年以上経過してからになることが多いのでいざ割れたときに取り換えようと思っても、新品が手に入らなかったり、万単位の値段がする高額部品です。(補給部品は製造から年数が経つにつれ価格が上がり、最終的には生産中止になります)
以下画像ですが、赤枠の部分ですね。ちなみにスプレーすると垂れるので、紙コップにスプレーを行い、液を貯めた状態で筆や刷毛で塗ると調子がよいです。

- ボールジョイントと、ドライブシャフトのブーツ
→これは目に見える箇所ではないですが、非常に重要です。
タイヤを外した時しか見えない部分になるので、タイヤ交換時にはぜひとも塗布しておきたい部分になります。わかりにくいですが写真を載せます。

上の画像赤丸がボールジョイントブーツです。

上の画像赤丸がシャフト理のブーツです。(画像はドライブシャフトではなく、ステアリングロッドのブーツですが)
要は、車体下部の蛇腹になっているゴム部品全てです。
なぜこの部分にラバープロテクタントを塗布することが重要かというと、ブーツの中にはベアリングがあり、グリスで満たされています。経年劣化でこれが破けると中身のグリスが飛び散り、結果的には潤滑が無い状態でベアリングが作動することになるので焼き付きを起こし最悪の場合は破損し重大事故につながります。また、破けがある状態では車検に通りません。
交換も1~2万(1か所)と地味に高価なので、ゴム部分を労わってやり寿命を延ばしたい部分です。
なのでラバープロテクタントを塗布するには効果的な場所です。できれば3か月ごとにタイヤを外し塗布したいですが、なかなか手間が厳しいのでタイヤ交換の際には塗布したいです。
主な個所を紹介しましたが、このほかには私は足回りのゴムブッシュに塗布しています。若干、段差の乗り越え時の衝撃がマイルドになるような気がします。気持ちの問題かもしれませんが、気分良くドライブできるのでお勧めです。
終わりに
今回はラバープロテクタントの紹介でした。なかなか効果が目に見えないケミカル製品ですが実績はあるものなので、気になる方は使用してみましょう。
店舗にもよりますが、600~900円程度で購入できます。無難にアマゾンが安いです。
こういった日々の地味な作業が、車検時の交換部品を減らし、節約につながります。
コメント