【どのくらかかる】車の維持費まとめ:変動費編

ご覧いただきありがとうございます、素敵なカーライフ研究員です。

今回は車の維持にかかる費用のうち、変動費つまり使った分だけ都度かかる項目についてをざっくり説明していきます。より詳細な内容は別記事にて解説しますが、まずは全体感の把握のためご確認くさだい。
固定費については、こちらの記事で触れていますのでご確認ください。

車維持にかかる変動費

車維持にかかる変動費は大きく以下3つに分けられます。

・ガソリン代
・高速道路代(有料道路)
・メンテナンス、修理費用

車の使用状況に応じてかかってくる費用です。ガソリンであれば走った分だけ消費しますので、距離を走るほどかかりますし、高速道路は使った分だけ費用がかかります。

また、車の使用に応じて消耗していく部品やオイルの交換、洗車といったメンテナンス代も変動費としてかかってきます。

メンテナンスは使わなくとも経過時間で交換が必要になってきますが、基本は車の使用度合いが増えればかかる金額も増えます。

ガソリン代

使用に応じてかかる車の費用で代表的なものはガソリン代です、これはわかりやすいですね。
車はガソリンを燃料にして走りますので、走行距離に応じてガソリンが減っていきます。

消費するガソリンの量は車によって違います、基本は大型ハイパワーな車ほど燃費が悪く、小型車ほど燃費がいいです。またエンジン+バッテリーを動力としているハイブリッド車は燃費が良い傾向にあります。

燃費のほかに、給油する油種によってもガソリンのリッター単価が違ってくるのでここでも車種によって差が出ます。
どの車にどんなガソリンの種類が適用されるかのざっくりイメージです。

  • レギュラー:一般的な車
  • ハイオク:スポーツカー、輸入車
  • 軽油:ディーゼルエンジン車(トラックや、マツダなど一部ディーゼルエンジン搭載の乗用車)

レギュラーを基準にするとハイオクがリッター10円ほど高く、軽油はリッター20円ほど安いのでガソリンだけで考えれば軽油の車が一番安いです。(もちろんそれだけではトータル維持費は語れませんが)

ガソリンは店頭表示価格からキャンペーンで色々な値引きがあるので何も考えず都度店舗を変えて給油するよりも、ブランドを決めたうえで近所で一番安い店舗で給油した方が安上がりになります。

まずはhttps://gogo.gs/のようなガソリン価格比較サイトで近隣の安いい店舗を探し、固定的に利用することから始めましょう。

ガソリンの給油戦略については別途記事をまとめますのでそちらをご覧ください。

高速道路代(有料道路)

高速道路や有料道路を走行する際は使用に応じ費用が掛かります。
下道を走行する場合に比べ、運転が楽で時間短縮ができるメリットがあります。

遠出をする際は下道を走るのも、普段行かないエリアの街並みや景色楽しめるなど新たな発見もありますので高速道路一択ではなくたまには下道を使って見入るのも新たな発見があり良いです。

高速道路の費用について大枠で把握しておきたいことは25年4月時点で以下割引があることです。ただ、都会エリアは適用外です(東京、大阪)

  • 平日朝夕割引
  • 休日割引
  • 深夜割引

※高速道路割引の詳細については別記事にて取り扱っていますので詳しく知りたい方はご覧ください。

どの割引もETCの利用が前提ですので高速道路に乗る可能性のある車にはETC車載器を付けておきましょう。カー用品店などで2~3万円程度で車載器は設置できますが、500Kmくらい深夜および休日割引を適用すれば元は取れるかと思います。

高速道路の利用時ですが、ガソリンはなるべく満タンにしてから高速道路に乗るようにしましょう。高速道路のサービスエリアに設置されているガソリンスタンドはリッターあたり20円ほど通常のガソリンスタンドよりも価格が高く設定されています。

なのでできるだけリーズナブルな旅のためには利用は避けた方がよいでしょう。

メンテナンス、修理費用

車の使用や経年劣化にともない部品や油交換などメンテナンスが必要になります。またぶつけてしまった場合などは修理に費用がかかります。ここをいかに安く済ませるかが車維持のポイントになると思っておりまして、このブログでは掘り下げていきます。ブログの主要テーマの一つですので各記事をご覧になり維持費を安く済ませるのにお役立てください。

ここでは代表的なメンテナンス項目を記載します、詳細な内容は別記事にて記載しています。
見ていただくとわかりますが、10年目あたりで聞きなれないパーツの交換が結構増えます。このことが車は10年で買い替えを日本では目安にしている理由かと思っています。
裏を返すと、以下記載項目の交換を安価に済ませられれば車の維持費はかなり節約できます。極論自分でできれば部品代、工具代だけです。
10年落ち近い中古車を安価で購入し、自分でなるべくメンテナンスすることがトータルで最も車を安価に維持する方法ですし、車の選択肢も大幅に広がります。

  • 頻度:1年に1回程度
    ・エンジンオイル
    ・ウォッシャー液
  • 頻度2年に1回程度(だいたい車検毎)
    ・ブレーキフルード
    ・エアクリーナー(エアエレメント)
    ・バッテリー
    ・エアコンフィルター
    ・クーラント
  • 頻度3~5年に1回程度
    ・MTオイル、AT/CVTフルード
    ・パワステオイル
    ・ブレーキパッド
    ・タイヤ
  • 10年乗れば交換した方がいい
    ・スパークプラグ
    ・パワステオイル
    ・ブレーキローター
    ・ハブベアリング
    ・シャフトブーツ
    ・ショックアブソーバー
    ・クラッチ(MT車)
    ・タイミングベルト
    ・ハブベアリング
    ・ハブボルト

おわりに

前回の記事と合わせ車の維持費の全体感をざっくり把握するための導入記事でした。

昨今は都心への人口集中や若年層の経済難などを理由に日本では車の保有台数が減っており、車を買いたくても変えない人も多くいるかと思います。車は税金に塊といわれるように確かに維持費は高額ですが車の利便性、所有することで得られる満足感や楽しみは確かに自分の人生を豊かなものにしてくれます。
そこへさらに自分でいじる楽しみを加えることがカーライフをより素敵にすることと考えておりますので皆様のカーライフ向上に少しでも役に立つような記事をそろえて参ります。

車はなんとなく金がかかるイメージがありますが、改めて具体的な車維持費を確認することで購入を迷っている方の判断材料の一助になれば幸いです。

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